【骨格・パーソナルカラー別】卒業入学セレモニースタイルの選び方

卒業・入学シーズンの時期に注目が集まるのがセレモニースタイルです。
冠婚葬祭はどのシーズンでも活用シーンはあるのですが、卒業・入学という我が子の晴れの日は、他のセレモニーとは違って、思いが格別なもの。
普段のセレモニースタイルではなく、この日のために失敗のないよう仕上げたいと考える方も多いようで、当サイトにも「私はどんなセレモニースタイルが合いますか?」といった問い合わせが、大変増える時期でもあります。
そこで今回は卒業・入学シーンを中心とした晴れの日のセレモニースタイルの選び方を、骨格タイプやパーソナルカラータイプのノウハウを取り入れて解説します。あなただけのセレモニースタイル選びの参考にしてみてください。
そもそもセレモニースタイルとは?
セレモニースタイルとは、特別なイベントや式典にふさわしい服装のことを指します。結婚式、卒業式、入学式、公式のパーティーなど、フォーマルな場において求められる「装いのマナー」を守りながら、自分らしさを表現するスタイルが重要です。
セレモニースタイルの目的
セレモニースタイルは、単に「フォーマルな装い」を求めるだけではありません。参加者が互いに敬意を示し、場の格式を守るためのマナーでもあります。適切な服装を選ぶことで、イベントが円滑に進行し、参加者全員が心地よく過ごせる環境が整います。
ドレスコードとは?
セレモニースタイルにおいて最も重要なのは「ドレスコード」を理解することです。招待状やイベントの案内に記載されている場合もありますが、明確な指示がなくても、その場に応じた服装を選ぶことが大切です。以下に代表的なドレスコードを紹介します。
- ブラックタイ(Black Tie): 男性はタキシード、女性はロングドレスが基本。
- セミフォーマル: 男性はスーツ、女性は膝丈ドレスやエレガントなワンピース。
- ビジネスカジュアル: 少しカジュアルな印象のスーツやジャケットスタイル。
- カジュアル: かしこまった場でない場合の、リラックスした服装。
セレモニースタイルの基本アイテム
セレモニーにふさわしい装いは、その場の雰囲気や季節に合わせて選ぶことがポイントです。以下に、一般的なアイテムの基本を挙げます。
- スーツやドレス: シンプルで上品なデザインが基本。派手すぎず、落ち着いた色味を選ぶと良いでしょう。結婚式では白やオフホワイトは花嫁専用の色なので避けるべきです。
- シューズ: 高すぎないヒールで、きちんとした印象を与えるパンプスや革靴が基本です。式場に応じて靴の形状や素材も選びます。
- バッグ: コンパクトでシンプルなデザインのクラッチバッグやハンドバッグが主流です。大きすぎるバッグは避けましょう。
- アクセサリー: 派手すぎないシンプルなアクセサリーを選びます。パールやシルバー、ゴールドなど、エレガントさを引き立てるアイテムが最適です。
季節や場所に合わせたセレモニースタイル
セレモニーは季節や開催場所によって、服装の選び方が変わります。例えば、春や夏の結婚式では軽やかな素材のドレスが好まれる一方で、冬にはジャケットやコートなど、寒さ対策も考慮する必要があります。また、屋外でのイベントでは、足元や服装が汚れにくい素材やデザインを選ぶのもポイントです。
セレモニースタイルのNG例
セレモニーにふさわしくない服装も存在します。以下の点に注意しましょう。
- 派手すぎる色や露出の多い服: セレモニーでは控えめでエレガントな印象が重要です。
- カジュアルすぎる装い: ジーンズやTシャツなど、ラフすぎる服装は控えましょう。
- ドレスコードを無視する: イベントに合わせたスタイルを守らないことは、主催者に対する無礼となります。
骨格タイプ、パーソナルカラーとは?
骨格タイプについて
骨格タイプとは、生まれ持った身体の「ラインの特徴」「質感」から最もキレイに見せてくれるファッションアイテムを導き出す診断です。
年齢、身長、太っている、痩せているなどは関係なく、生まれ持った体質「筋肉のつき方」「脂肪のつき方」「関節の大きさ」から導き出すので、生涯変わることがないと言われています。
ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプに分類され、それぞれ適したファッションコーデやシルエットを取り入れると、スタイルアップだけでなく垢抜けた印象にすることができます。
パーソナルカラーについて
パーソナルカラーとは、生まれもった肌、瞳、髪の3つ色の組み合わせに調和する色です。
パーソナルカラーはイエベとブルベの大きく2つに分類され、それぞれイエベは春と秋(スプリングとオータム)、ブルベは夏と冬(サマーとウィンター)とさらに2つに分かれます。
パーソナルカラーを取り入れたファッションやメイクをすることで、自身をより美しく、健康的、若々しく、良い印象に見せることができます。
セレモニースタイルを選ぶ時の3つのポイント
卒業式や入学式はじめ、七五三や冠婚葬祭などで欠かせないセレモニースタイル。
黒のセットアップを1セット準備しておけばOKという方も多いかもしれませんが、ここぞという時にきるスタイルだからこそ、自分に似合う1着を見つけたいですよね。
また、卒業式や入学式などの子どもの晴れの日には、いつものセットアップではなく、「とっておきの1着を新調したい!」「アクセサリーやコサージュをこだわりたい!」という方もいるかと思います。
こんな特別な日に着るスタイルだからこそ、失敗は避けたいものです。
そこで、セレモニースタイルを選ぶ時に大事なポイントを3つご紹介します。
まず初めに決めたいのはシルエットやデザインです。
例えばワンピースであればAラインか、Iラインか。スーツのジャケットであれば、ノーカラーの丸首か、テーラードか。他にもネックカラーや袖の長さやデザインなどなど。このようなシルエットやデザインは、骨格タイプによって似合う似合わないがかなりキッチリ分かれます。
自身の体型の特徴に合ったシルエットやデザインを選ぶと、そうでないデザインよりかなりスタイルアップして見えます。セレモニースタイルとはいえ、シルエットやデザインのバリエーションはかなりありますので、よく自身の体型タイプを理解してから選ぶようにしてみましょう。
骨格タイプは分かっているけど、卒業色に入学式にもアレンジ可能なワンピの形を知りたい!といった方は、お気軽にご質問・ご相談ください。セレモニースタイルに関するご質問・ご相談はこちら
どんなシルエットやデザインがいいか決まったら次は色を考えましょう。
セレモニースタイルだからといって、卒業式や入学式の場合は絶対に黒やネイビーでなければならないということはありません。
白やベージュまたは他の色も比較的柔軟に取り入れることができます。また、アクセサリーやコサージュ、ストールなどファッションアイテムの選択肢が広いのも卒業式・入学式のスタイルの特徴です。
前項のパーソナルカラーでも紹介しましたが、肌、瞳、髪というそれぞれの個人が生まれながらに持つ色に合う色、パーソナルカラーというものがあります。似合う色を着るか着ないかで肌が明るく、健康的になるだけでなく、シワやたるみ、顔の輪郭まで影響することが分かっています。
特に顔まわりに配される色(ブラウスやジャケット、ストールなど)は実際に身につけて、自身の顔がどのように映るかをじっくり見極めて決めていきましょう。
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最後は素材です。
素材についても、セレモニースタイルはウールやポリエステルなどに限定されるイメージがありそうですが、卒業式や入学式といった晴れの日のコーデネートではもう少し幅広い素材から選ぶことができます。
例えば、卒業式や入学式といった春のスタイルではツイードやシースルー、レースなどもオシャレ感を演出してくれる素材でしょう。ただ、この素材も骨格タイプそしてパーソナルカラーによって、得意な素材、得意ではない素材というのがあります。
こちらもやはり不得意な素材を身につけてしまうと、太ったり、老けたりといったネガティブな印象になりかねないので、試着をしてどのような素材だとキレイに見えるかよく吟味してみていただければと思います。
思い切ってセレモニースタイルを丸っと新調したいけど、どんなデザインがおすすめ?といった方は、お気軽にご質問・ご相談ください。
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【骨格タイプ別】セレモニースタイルで注意すべきポイント
骨格タイプによって、得意なシルエットやデザインがあることを解説しましたが、比較的限定されたデザインの中から選ばなければならないのがセレモニースタイルの特徴です。
そこで、それぞれの骨格タイプでおすすめのデザインやシルエットと合わせて、「これだけは要注意」というポイントをご紹介します。NG要素に入っているものはできるだけ避け、スタイルアップに効果的なシルエットから選べるよう、参考にしていただければと思います。
骨格ストレートタイプのセレモニースタイル
⭕️骨格ストレートタイプ おすすめデザイン・シルエット
- 肩周り、着丈、袖はジャストサイズ(規定サイズ)
- なるべくシンプルなデザイン
- ジャケット襟はVネックが👍
- スカート、パンツは広がりが控えめのデザイン
体型の良さが際立つと、スッキリ見せ、上品さと理知的な雰囲気になります☆
シンプルでスッキリ洗練美人
❌骨格ストレートタイプ NGデザイン・シルエット
- 7、8分袖のジャケット
- ギャザーやタック多めで、広がりが大きくなるスカートやトップス
- 装飾の多いブラウス
こういったデザインやシルエットはお身体の丸みが強調され、体型やお顔を大きせてしまうことがあります。
<骨格ストレートタイプ おすすめ素材>
張りのある綿、綿サテン、シルク、レース、サキソニー
骨格ウェーブタイプのセレモニースタイル
⭕️骨格ウェーブタイプ おすすめデザイン・シルエット
- 曲線的なデザイン(袖やブラウスのデザイン、ウエストマークなど)
- 上半身を中心に装飾
- ショート丈ジャケット
- 7、8分袖
ボディーラインをどこか強調することで体型のバランスが整って見え、女性らしく華やかな雰囲気に☆
❌骨格ウェーブタイプ NGデザイン・シルエット
- ロングジャケット
- シンプル過ぎるデザイン
- オーバーサイズ
礼服に着られている感が出て、地味な雰囲気に見えてしまうこともあるので要注意です。
<骨格ウェーブタイプ おすすめ素材>
シフォン、レーヨン、サテン、シルク、ツイード、ベルベッド
骨格ナチュラルタイプのセレモニースタイル
⭕️骨格ナチュラルタイプ おすすめデザイン・シルエット
- どこかゆったりめのデザイン(上下ともに)
- 着丈長め
- ロングジャケットがお勧め
- ボートネック
バランスの良い体型を強調する、ゆったりめのデザインでスタイリッシュでオシャレな雰囲気に☆
❌骨格ナチュラルタイプ NGデザイン・シルエット
- ジャストサイズ
- 膝丈のタイトスカート
- フェミニン過ぎるデザイン
お身体のキレイなフレーム感がネガティブに強調され、しっかりと大きく見せてしまうこともあるので注意しましょう。
<骨格ナチュラルタイプ おすすめ素材>
張りのあるコットンやウール、光沢感のあるサテン
まとめ
卒業、入学シーズンに合わせて、子どもの晴れの日に活躍しそうなセレモニースタイルの選び方をご紹介しました。ここではコーデネートに最低限必要な骨格タイプとパーソナルカラーの特徴から選び方のポイントを紹介させていただきました。
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